転職したら給料が下がるかもしれないのが怖くてなかなか転職に踏み切れないという人も多いと思います。
しかし、リクルートキャリアの調査(2014年)によると現職より報酬が下がるにも関わらず転職した人は全体の3割程度ということなので、実は思っているよりも年収が下がるという人は少ないのです。
では、年収が下がってしまうのはどんな場合かというと、大きく分けて2パターンあります。
転職で給料が下がるパターン
1.未経験の職種(業界)への転職
2.現状から逃げるために転職する場合
今回はこの2パターンについて詳しく見ていきたいと思います。
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1.未経験の職種への転職
未経験の職種への転職というのは、一から教育が必要な場合がほとんどなので年収が低くなりがちです。
特に20代前半での転職は第2新卒として一般の中途採用とはまた別枠で採用が行われている場合もあり、こちらはほとんど新卒と同じような扱いを受けることになります。
ただし、前職の経験を生かせるような職種への転職の場合は、面接でのアピールの仕方によっては前職並み(もしくはそれ以上)の年収になる可能性もあります。
(実際、私の場合は面接で高く評価していただけて、未経験の職種への転職でも前職以上の年収のオファーをいただけました。)
2.現状から逃げるために転職する場合
現状からただ逃げたい。とにかく今の職場から離れたい。そういったネガティブな理由で転職を考えている場合、条件面よりも早く内定がもらえるところを重視しがちです。
その結果、条件面についてほとんど考えずに入社を決定してしまったり、交渉を行わずに入社してしまったりということがおこりがちです。
そういった場合には、入社してからボーナスが出ないことに気付いたり、昇給が厳しいことに気付いたりして実は転職しない方が良かったと後悔してしまうことになります。
まとめ
年収が下がる2つのパターン「未経験の職種への転職」と「現状から逃げるための転職」について見てきましたが、意図しない年収ダウンを避けるためにも予め自分の転職理由やキャリアプランについてきちんと整理しておくことが重要ということが分かっていただけたと思います。
ぜひ転職活動を始める前にじっくりと転職する理由や今後のキャリアプランについて考えてみてください。
自分ひとりで考えるのが難しい場合や、専門家に相談に乗って欲しい場合には転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントと話す内に自分のやりたいことがはっきりしてきたり、自分の考えの甘さに気付いたりと色々な気付きが得られるので、転職するかどうか悩んでいる人もまずは相談に行ってみるといいでしょう。
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